Annold

Case.1

注釈で言語をこえる。

Siwezi kusoma

日本にも、日本語が読めない方や話せない方がたくさん住んでいます。
それにも関わらず、必要な情報でも日本語で書かれた印刷物でいっぱいです。役所の申請書類、水道・電気の振込票、食品の表示、何気ない郵送物も読むことができません。

その一方で一部のお客様のために、高価な独自システムの導入したり、書類の種類を増やすコストをかけにくいのも事実です。Annold for Businessでは実証実験の第1弾として名古屋市中区役所で、2種類のiPadアプリを利用して、日本語のわからない市民が自力で申請書に記入でき、窓口職員の負担軽減につながるか検証を行います。

利用例

名古屋市中区のStory

児童手当の課題

名古屋市中区の外国籍の住民の割合は全市平均の約3倍の11.6%を占め、様々な母語の方が居住しています。子育て家庭も多いのも特徴で、中区での児童手当の申請件数は、年間で4900件のうち約16%を占めます。
しかし、案内も申請書類もすべて日本語で記載されており、日本語の理解が十分でない方は、何を記載し、何を提出すればいいのかすらわからず区役所を訪れます。申請書の記入には職員が付き添い1項目ずつ簡単な英語や日本語で差し指しながら支援をしており、相当な時間がかかっています。このような状況は市民にも、職員にも、時間的、精神的に負荷がかかっています。

2021年1月 実証実験を開始

上記の課題に対して、写真に注釈をつけるアプリ「Annold」(後述)を活用して、申請書の記入方法を外国語で解説するタブレットを窓口に設置します。また、コンテンツ作成や運用は職員が行います。なお本実験は「Hatch Technology NAGOYA」を通して採択されたものです。

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利用例・風景

For Businessだけの使い方

アノルドは2種類のアプリを提供しています。1つはコンテンツの編集や投稿ができるスタンダードなアノルド。2つめは窓口での利用を想定した閲覧専用のアノルドです。iPadの機能と合わせて使えば、いたずらや他の目的での利用を防止できます。閲覧専用のアノルドはBusiness利用者のみにご利用いただけます。

低依存・低コスト

アノルドは「最高級のオンライン化・自動化」は提供しませんが、課題に対する最低限のアプローチで、高価な独自システムの導入や変更毎の外注を避けることのできる「低依存・低コスト」な仕組みです。これはタブレット端末が1台あれば導入可能かつ拡張性の高い仕組みであり小さく実験を始めることができます。

内製化と働き方

コンテンツは職員が作成し、要望や様式などの変更が生じる度に職員⾃らが柔軟にアップデートを繰り返すことが出来る外部に依存しないフローとすることで、組織内部から優れた顧客体験を⽣み出す仕組みを構築します。

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実証実験を募集中

名古屋市との実証実験のように様々な実験ができればと思っています。
ご興味がございましたらぜひお問い合わせください。